量子ソフトウェアコンソーシアムでは、量子ソフトウェア拠点のビジョン実現に向けて、一緒に共同研究を推進する参画機関を募集しています。
量子ソフトウェアコンソーシアムでは、量子ソフトウェア勉強会の受講者の他、様々な業種の企業を対象に研究開発課題2から7のテーマについて共同研究をご希望の参画機関を募集しています。共同研究する参画機関には、量子ソフトウェアコンソーシアムにご参加いただき、次の3つの会員種別のいずれかを選択していただきます。皆様のご参加をお待ちしています。
準会員
本会員としての本格的な共同研究を開始するための準備フェーズです。
本学との共同研究、本学研究者への学術相談の2パターンがあります。
共同研究の場合は基本的にその共同研究によって発明が生じないことを想定しています。
共同研究費、学術相談費についてはご相談ください。
本会員
本学と参画機関とで共同研究を行います。
研究開発課題によってはその課題に参画するメンバー全体でアイディアを出しながら共同研究を実施します。
協調領域で研究を推進します。
共同研究費についてはご相談ください。
拠出リソース※1は合計年間2000万円程度を想定していますが、詳細はご相談ください。
特別会員
本学と参画機関とで共同研究を行います。
事業化に向けて競争領域での共同開発を本学と推進します。
共同研究費についてはご相談ください。
拠出リソース※1は合計年間5000万円~を想定していますが、詳細はご相談ください。
※1 共同研究のために本学と会員が提供するリソースのうち、会員から提供くださるリソースを指しています。共同研究費の他、共同研究のために会員側が直接支出する経費(人件費、物品費、旅費、マネジメント費等)、及び、共同研究のために会員が本学に拠出する設備、備品等の合計額です。
Q&A
1. 量子ソフトウェアコンソーシアムの入会費、年会費は必要ですか?
入会費や年会費はいただいておりません。
会員種別ごとにエントリー会員からは勉強会参加費、準会員からは共同研究費又は学術相談費、本会員と特別会員からは共同研究費を納付いただいています。共同研究費や学術相談費は本学の考え方のもと企業様とのご相談により決定しています。
2. 準会員、本会員、特別会員の共同研究期間や共同研究費はどの程度でしょうか?
共同研究期間や共同研究費は会員企業様とのご相談により決定しています。共同研究費は、直接経費、学術貢献費、産学官連携推進活動経費及び研究料の合計です。各経費についてはこちらの「研究経費」をご参考ください。
3. 勉強会を受講しながら共同研究することはできますか?
勉強会を受講いただきながら、準会員、本会員、特別会員としての共同研究にも参画いただくことができます。共同研究にアサインする研究者と勉強会受講者が異なっても問題ございません。勉強会費※2 は受講者1名あたり年33万円(税込)です。本会員と特別会員には共同研究費の金額に応じて勉強会参加の無料枠がございます。共同研究費220万円につき1名無料です。
※2 共同研究費とは別に必要です。
4. 量子ソフトウェアコンソーシアムに参画するとJST事業に参加することになるのでしょうか?
量子ソフトウェア研究拠点は、JST事業COI-NEXT共創の場形成支援プログラムに採択された拠点です。参画機関の皆様にはJST事業に参加いただく形になり、eAPRINの受講、拠出リソース情報の提供をお願いしております。また、共同研究で生じる知財は日本版バイ・ドール制度の適用を受けます。