QSRHとは

ABOUT

QSRHの目指す未来

VISION

私たちは
量子ソフトウェア共創プラットフォームが拓く
持続可能な未来社会を実現します。
量子ソフトウェアを誰もが利用できるプラットフォームを産学が共創して構築し、持続可能な社会を実現するため、地球規模の問題を科学的に解決する新たな基盤とすることを目指しています。
拠点ビジョン実現のために、私たちは3つの目標を掲げました。
1つ目の目標は、量子ソフトウェア開発プラットフォームの構築です。量子ハードウェア・ミドルウェア・クラウド環境を接続し、自前のシミュレータだけでなく外部の量子コンピュータもシームレスに利用できるプラットフォームを実現します。
2つ目の目標は、量子ソフトウェアプラットフォームを利用して社会課題を解決する基盤を確立することです。NISQマシンだけでなく、将来誤り耐性量子コンピュータの性能を引き出すソフトウェアとアルゴリズムを開発することで、これまで難しかった社会課題の解決を可能にします。
3つ目の目標は、量子ソフトウェアの社会実装と普及です。近未来に商用化可能なNISQマシンを産業規模の大きい金融や化学などの分野で利用できる環境を整え、民間企業の参入を呼び込みむと同時に、人材育成も行います。

量子ソフトウェア研究拠点とは

Who we are

量子ソフトウェア研究拠点は、令和2年度に JST事業COI-NEXT共創の場形成支援プログラム の政策重点分野/量子技術分野に採択されたプロジェクトです。SDGsからバックキャストした拠点ビジョン「量子ソフトウェア共創プラットフォームが拓く持続可能な未来社会の実現」を掲げて、誤り耐性量子コンピュータを含む「量子ソフトウェアによる社会課題解決基盤の確立」を目標としています。機械学習、数理データ科学、金融、材料、化学、物性、科学フロンティアなどのアプリケーション開発とユースケース探索・人材育成により「量子ソフトウェアの社会実装と普及」を推進します。量子ミドルウェアと量子・古典ハイブリッドクラウド環境を開発して、内外の量子コンピュータ実機と高速シミュレータをシームレスに用いることのできる自立的な開発環境「量子ソフトウェア開発プラットフォームの構築」を行っています。

当拠点の活動は、以下のSDGs目標を達成に導きます。

量子ソフトウェアを誰でも利用できるプラットフォームづくりが私たちの目標です。
量子ソフトウェアの発展を目指して、多くの人が研究・開発・事業化に挑戦しやすい基盤を作り上げます。

量子ソフトウェアの利用が進むと科学的な知見・洞察がより深化します。これまでできなかった複雑な計算でも、より速く正確にシミュレーションできます。現在、食糧問題や環境問題は私たちにとって喫緊の課題です。私たちが直面している問題を、量子ソフトウェアを活用して解決に導きます。