グランフロント大阪で「量子プレイヤーとのキャリア相談会」を開催します。(要参加登録)

2023.12.15

メディア掲載

 量子ソフトウェア研究拠点は、2024年1月15日にグランフロント大阪北館にて、「量子プレイヤーとのキャリア相談会」を開催します。学術界・産業界から量子情報領域で活躍されている方々をお招きし、これまでのキャリアの歩みについて講演いただきます。講演後は参加される学生の方からの自己紹介・研究紹介をしていただき、最後は学生・社会人双方が参加するキャリア相談会を開催します。下記の開催概要をご覧いただき、興味を持たれた学生の皆様は是非、参加登録をお願いいたします。

フライヤーはこちらから

参加登録リンク

下記のリンクより情報をご入力いただき、参加登録をお願いいたします。

参加登録リンク:https://forms.office.com/r/kMHvVyhxGy

参加登録期限:2024年1月7日17時(会場収容可能人数を超え次第、募集を打ち切ることがあります。)

開催概要

イベント名:量子プレイヤーとのキャリア相談会

開催日:2024年1月15日月曜日

開催時間:13時から18時

開催場所:グランフロント大阪北館タワーC8階 ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーC RoomC03+04 https://www.kc-space.jp/conference/items/towerC.pdf

開催形式:オンサイト

参加者:大学生(大学3年生から博士課程の大学院生までを想定)

イベント概要

①量子プレイヤーのキャリア紹介

登壇者(敬称略):藤井啓祐(国立大学法人大阪大学)、松岡智代(株式会社QunaSys)、宇都宮聖子(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社)、束野仁政(国立大学法人大阪大学)、嶋田義皓 (国立研究開発法人科学技術振興機構)※詳細は下段で紹介

登壇者(量子プレイヤー)の皆様より自己紹介、これまでのキャリアの変遷、キャリアを転向する際に考えられていたことや印象に残っていることをご紹介いただきます。

②学生参加者からの自己紹介・取組紹介

学生参加者には自己紹介や直近の学会発表等の資料をご準備いただき、グループに分かれて社会人参加者の前で発表いただきます。参加登録後、Microsoft Teamsに案内します。開催前にそちらにて資料をアップロードいただきます。

③キャリア相談会

学生参加者、社会人参加者でグループに分かれてキャリア相談会を実施します。

参加費:無料

交通費:支給なし

量子プレイヤー紹介

藤井啓祐

大阪大学基礎工学研究科 栄誉教授。大阪大学量子情報・量子生命研究センター 副センター長。理化学研究所量子コンピュータ研究センター チームリーダー。文科省Q-LEAP 量子AI fragship 代表。JST COI-NEXT 量子ソフトウェア研究拠点 研究開発課題リーダー。内閣府Moonshot 課題推進者。IPA 未踏ターゲット事業ゲート式量子コンピュータ部門 プロジェクトマネージャー。株式会社QunaSys 最高位術顧問。京都大学大学院工学研究科にて博士号を取得後、大阪大学、京都大学、東京大学等を経て現職に至る。一貫してアカデミアに在籍し、国家プロジェクトに指導的立場で参画しながら、スタートアップの立ち上げ、産学連携、人材育成にも積極的に携わる。「驚異の量子コンピュータ 宇宙最強マシンへの挑戦」等著書多数。

松岡智代

株式会社QunaSys 最高執行責任者(chief operational officer, COO)。京都大学工学研究科にて博士号を取得後、アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社に参画する。素材業界のイノベーション創出、新規事業開拓をテーマとして、国内外の多くの企業のプロジェクトに従事する。化学・素材・自動車を中心とした製造業に対する新規事業戦略/中長期戦略の策定支援を行う。その他、一般的なデューデリジェンスや官公庁案件、大学の産学連携組織を対象とした案件等にも携わる。現職では量子コンピュータソフトウェア開発ベンチャーにて、事業開拓やエコシステム形成に奮闘している。

宇都宮聖子

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 プリンシパル機械学習量子ソリューションアーキテクト。JSTさきがけ「物質と情報の量子協奏」領域アドバイザー。東京大学 大学院 情報理工学系研究科にて光半導体の量子シミュレーション実験に関する研究で博士号を取得する。国立情報学研究所の助教・准教授を歴任し、物理と情報をつなぐ研究に軸足を移しつつ、産学連携で国家プロジェクトを推進する。その後産業界に転じ、トヨタ自動車にて自動運転開発に従事する。基礎研究から実用化、ビジネスをつなげる人材になるべく、エンジニアリング〜ビジネスの世界に飛び出し、現職に至る。

束野仁政

大阪大学量子情報・量子生命研究センター 特任研究員。ソフトウェアエンジニアとして、分散システム、ビッグデータ処理、検索エンジン等のプロジェクトをリードする。携わったOSSがNASAの火星探査に貢献し、GitHubから「Mars 2020 Contributor」のバッチを授与される。実機を利用したアプリケーションQuantum Horoscope(量子星占い)を公開・運用するとともに、2021年度IPA未踏ターゲット事業「オープンソースの量子コンピュータ・クラウド基盤開発」が採択され、gaqqieを開発する。量子コンピュータをシステムとして提供することに関心を持ち、現職にて国産量子コンピュータのクラウド基盤開発に従事している。「量子コンピュータの頭の中ーー計算しながら理解する量子アルゴリズムの世界」等の著書がある。

嶋田義皓

科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS) フェロー。博士(工学、公共政策分析)。東京大学大学院工学系研究科にて博士号を取得する。日本科学未来館で科学コミュニケーターとして展示解説や実演・展示制作に従事したのち、JST戦略研究推進部の主査としてIT分野のCREST・さきがけの研究推進業務を経験し、現職に至る。科学者と政策立案・実施者の間にあるギャップに橋をかけるべく、政策研究大学院大学の科学技術イノベーション政策プログラムで2つ目の博士号を取得。CRDSでは戦略プロポーザル「みんなの量子コンピューター」「人工知能と科学」「情報・物理・数理の共創」など物理学と計算機科学・情報科学をつなぐようなテーマを中心に調査・戦略提言を行う。内閣府「量子技術の実用化推進ワーキンググループ」では構成員として国の量子戦略立案にも携わる。著書に「量子コンピューティング:基本アルゴリズムから量子機械学習まで」がある。

参加企業(五十音順)

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社、株式会社QunaSys、キュエル株式会社、クオンティニュアム株式会社、株式会社トヨタ中央研究所、株式会社IHI